【活動報告】
少年少女昆虫倶楽部 フジバカマ祭り編(最終回)
■日時:2022年10月1日
■参加者:7家族18名(内子供9名) スタッフ:指導・杉村
■準備 9/24に下見
■観察 9時に南春日町バス停に集合。フジバカマ園で主にチョウの観察を行った。定番のアサギマダラの他、ツマグロヒョウモン・ミドリヒョウモン・キタテハ・アカタテハ・キタキチョウ・ルリシジミ・ベニシジミ・キマダラセセリ・アゲハ・アオスジアゲハなど。ミズアオイの咲く湿地でザリガニ、イモリも観察。1時間ほど滞在し、農地を歩きながら大原野神社を目指した。ヒガンバナに集まるアゲハとキアゲハを観察。アゲハとキアゲハの違いを説明した。カマキリを捕まえたいと子供達のリスエストが多かったが、見つけることはできなかった。神社周辺の水路でサワガニを捕まえた。11時15分に解散。
■参加者の感想
・シリーズを通して、虫と存分に触れ合い、異年齢の子から刺激をもらい、知らない虫スポットを教えてもらい、親子とも大変満足しました。来年も是非続けて頂き、長岡の虫好き少年少女に学ぶ機会を与えて欲しいなと思います。本当に大満足のシリーズでした。ありがとうございました。(金子)
【活動報告】2022.7.17 少年少女昆虫倶楽部 大原野神社編 ハンミョウ・トンボ池 観察会
■参加者:5家族名(内子供5名)
スタッフ:指導・杉村、北野
■準備 7/10に下見
■観察 本来は7/16の予定であったが雨で順延。1家族がコロナ濃厚接触で参加取りやめ。2家族がスケジュール合わず欠席。南春日町バス停を9時にスタート。一番の目標であったハンミョウは、大原野神社の境内ですぐに発見。6匹採集。9時50分に神社裏の雑木林と池に移動。ショウジョウトンボとコシアキトンボを確認した。10時20分から周辺の雑木林・池・畑周辺を散策した。
■主に観察できたもの:オニヤンマ・オオシオカラトンボ・シオカラトンボ・カブトムシメス・カナブン・ヒカゲチョウ・ツバメシジミ・ヤマトシジミ・ヒメアカタテハ・カマキリの幼生多数・・・など。昆虫ではないが、サワガニを捕まえて大いに盛り上がった。他、スイレン・ノカンゾウ・オニユリ・セリなど季節を象徴する花も観察できた。11時に再び大原野神社に戻り、捕まえたハンミョウを逃がしてあげた。藤井さんか山添さんからクワガタムシの提供があり、希望者に配った。11時40分解散。(報告:杉村)
■感想・
【活動報告】
少年少女昆虫クラブ カタクリ・ギフチョウ観察会
2022年4月16日(土) 晴れ時々曇り、気温低く寒い一日
■参加者:8家族21名(内子供10名)
■スタッフ:指導・杉村、北野
■観察 7家族は8時30分に光明寺集合受付。1家族は金蔵寺へ直接集合。宮﨑代表から、当会がカタクリ保護地の活動に大きく関わっていること、ギフチョウの希少性を説明。杉村は金蔵寺で二次林(雑木林)と極相林の違いを説明し、カタクリ・ギフチョウともに西日本では二次林でなければ生息が出来ないことを説明した。
9時20分から登山開始し、10時過ぎにはNの谷に到着。西山ネットの説明員から保護活動・ギフチョウ・カタクリの説明を受けた。順に炭の谷、御陵の谷と観察したが、頂上は肌寒く時折強風が吹きつけるコンデションで、ギフチョウがとても観察できる状況ではなかったが、やや日当たりの良い所では開いたカタクリを観察できた。
11時30分から電波塔近辺で食事。日当たりの良い所を中心にギフチョウを探したが、参加者・藤井さんが地面で開翅しているギフチョウを一瞬見つけたが写真撮りはできず。コツバメやルリタテハ、テングチョウなど通常見かけるチョウも見つけられず、13時過ぎに下山。下山者から順に解散した。(報告:杉村)
■参加者の感想:今回はギフチョウを見ることは出来ませんでしたが、カタクリの花を保護している3つの谷が見れて良かったです。こんな場所があるとは知らなかったので驚きました。帰りの下山は道が悪くて足がガクガクになりました。このような場所で23年も前から活動をするのは大変だなと思いましたが、また行きたいです。(山添 10歳)
後日、この保全活動が新聞に載っているのを見つけ、家の図鑑で調べると、昔はカタクリの花の球根から片栗粉をとっていたと知ってびっくりしました。(山添父)
■スタッフのひとこと:改めて天候と昆虫の密接な関係を痛感しました。このリスクが生き物の観察会の妙味です。参加者の多くはギフチョウは見られませんでしたが、カタクリに感激。家族で山登りし気持ち良いと喜んでおられました。(北野)