2001年から、長岡京市今里の放置されていた里山を地主さんのご厚意により借り受け、この地から消えかかっていた蝶(ウラジロミドリシジミ、オオムラサキ)の復活を目指し整備を進めています。暗かった森を整備し、蝶の食草(ナラガシワ、エノキ、コナラ等)の植樹が進むにつれ、数は少ないが確実にその姿を見ることができるようになり、写真を目的に県外から訪れたカメラマンに出会うようにもなりました。
より多くの方に本来の里山の姿を見て親しんでもらえるように、また安全に楽しんでもらえるように、散策路の整備に励んでいます。
親子での参加歓迎! 未経験者歓迎!
〇活動日:毎月第4日曜日 9時~14時頃
見学・体験、随時受け付けています。
昼食時には様々なアウトドア料理を作り一緒に食事をします(要・食材費)。
○服装持ち物:長袖・長ズボン・運動靴または作業靴、防寒や蚊対策、夏は携帯用蚊取り線香
手袋、弁当、水筒、汁茶椀、お箸、コップ
問合せメール:otokuni.sizen@gmail.com 里山倶楽部代表 杉村宛
【活動報告】2023.2.26
厳しい寒さの中で 里山俱楽部
朝から雪が舞い、時折あられも降る厳しい寒さの里山でした。たき火は欠かせません。火の扱いに十分気をつけながら作業しました。若いパパと小学生男子がもくもくと枯れ竹を割って火にくべてくれていました。
イノシシがあちこち掘り返してでこぼこです。唯一の湿地(
ミズゴケ保護地)もぐちゃぐちゃになっていました。がっかりですが、しかたありません。
「イノシシに悪気はないよね」「山にエサが少ないんかな。生きていくのに必死なんやろね」と口々に。
来月には木々が芽吹きはじめることでしょう。ミツバツツシが咲く春が待ち遠しいです。
◆日時:2月26日(日)9:00~14:00
◆参加者:13名(うち子ども2名) 朝のみ参加2名
◆作業内容:伐採してためてあった竹を広場に運び焼却、来月から始まる「クワガタ教室」の準備、倉庫内の道具片付け、常緑樹の伐採、水路の掃除など。
◆昼食:具だくさん味噌汁
次回3月26日(日)です。興味ある方はぜひご参加ください。
【活動報告】2023.1.22
賑わった里山俱楽部
大寒を過ぎ、ちょっとだけ春の兆しが見えた里山。
子どもたちの元気な声が森の中に響きました。
■参加者 名 内子供 名
■作業内容:枯れ木、枯れ竹の焼却、広場の片付け、笹刈り、
■昼食:ぜんざい、きなこ餅、のり餅、焼きしいたけ
次回は2月26日(日)です。
いつからでも参加できます。お気軽にご参加ください。
【活動報告】2022.12.25
里山俱楽部忘年会
■参加者 19名 内子供 7名
■内容 忘年会
当会員の長谷川氏より猪肉を分けてもらい調理。
とても柔らかく臭みのない肉で、子供たちにも存分に食事し楽しんでもらうことができました。
子供達が猪の骨にかぶりついていました。
若い方の参加者が増えてきたこともあり、リーダーを杉村氏に交代し、新しい感性で運営を継続していくことを皆さんに報告しました。(代表下村)
【活動報告】2022.11.25
逢坂峠カタクリ保護地の笹刈り実施
府道柚原向日線・逢坂峠1)の車道脇にカタクリの自生地があり、自然保護にかかわる地元数団体2)が地主さんの許可のもとに共同で防獣ネットを設置し、保護しています。ネット内にはシカが入らないためどうしても笹が繁茂します。従って毎年笹を刈る必要がありますが、本年は11月25日に各団体のメンバー11名が集まって笹を刈り、ネット外に運び出しました。
逢坂峠のカタクリ保護地では、一般の方がネット内に入ることはできませんが、4月上旬~中旬には、カタクリの赤紫の可憐な花が一斉に開花する様子を府道からネット越しに観察できます。(中川記)
1) 逢坂峠は、府道柚原向日線(ゆのはらむこうせん/府道733号)の金蔵寺から大原野森林公園に至る途上の標高450m地点の峠です。
2) 参加団体:乙訓の自然を守る会、西山自然保護ネットワーク、ポンポン山の自然を守る懇話会ほか (報告:中川)
【活動報告】2022.08.28 里山倶楽部
◆日時:2022年8月28日(日)9:00~12:00
◆参加者:14人、うち子ども4人
内容:①10/29どんぐり祭りに向けて準備(広場の草刈り、丸太運びなど)
②9/23、11/3,11/23の公民館企画に向けて準備(常緑樹伐採地の選定と作業道の片付け、伐採後に放置されていた木を広場周辺に運ぶ作業など)
③みつばちの巣箱組み立て
④子どもたちは作業後に虫探し、幼虫探し
【活動報告】2022.06.26 里山倶楽部
■参加者:11名(内子ども5名)、クワガタムシ学習会7組20名(内子ども11名)
■活動内容:落ち葉堆肥作り、シイタケホダ木並べ替え、枯れ木処理、薪づくり、竹林で伐採竹片付けなど。
■気温33度 曇り
蒸し暑い一日で、熱中症を心配しながらの活動となった。すぐに汗が吹き出し、かき氷で涼をとり、また作業。
コナラやナラガシワにはドングリの赤ちゃんが育っていた。昨年はドングリが少なかったが今年は順調に育っていて一安心。
森の中にはクワガタムシ勉強会参加者の賑やかな声が響いた。クワガタムシ以外にも、カジカガエル、サワガニ、バッタ、カミキリムシなどを捕まえて楽しんでいた。
午後は、くぼみに積もった大量の落ち葉をかき集め、クワガタムシのホダ木(第1回で幼虫を探した木)の上にかぶせる作業と、シイタケホダ木の並べ替え作業を行った。
【活動報告】2022.05.22 里山倶楽部
■参加者:里山倶楽部 人、クワガタムシ学習会の親子7組21人、
■昼食メニュー:タケノコご飯、澄まし汁、ソラマメ、きんぴら、焼き芋など
里山倶楽部は、毎月第4日曜日 9:00~14:00 光明寺裏山 蝶の森周辺で活動中です。
お気軽にご参加ください。
里山倶楽部は、毎月第4日曜日に、光明寺裏山周辺で活動しています。生物多様性の森づくり(ウラジロミドリシジミやオオムラサキの棲む通称「蝶の森」)をすすめています。
■参加者:30名(うち子ども8名)
■作業内容:ミツバツツジ周遊路整備、倒木処理、焼却作業、ナラガシワ1本萌芽更新のために伐採
■昼食:治部煮、ぜんざい、やきやき(しいたけ、パン、鹿肉など)
子どもたちが、大人の作業(直径20センチ、高さ10メートルのナラガシワの伐採)を離れたところから見ていて、「わ~、大きなカブや!うんとこしょ、どっこいしょ」と応援してくれました。(最後の写真の奥に、ロープを引っ張る5人の大人が見えます)
子どもたちは好奇心旺盛です。竹を伐りたい、丸太を切ってみたい、ナタで割ってみたい、木を燃やしてみたい・・・と、次々に挑戦していきます。ちょっと怖いけど、じっと見守ります。できた時のうれしそうな顔はほんとにかわいい。
森の中には、季節外れのしいたけが生えていて、収穫体験も。「あった!大きいで!」とテンションはあがり夢中になって収穫してかごに入れます。ほだ木の中から冬眠していたクワガタムシも見つかりました。「森の中は魅力的。楽しかった。絶対また来るから。」と初めて体験した子は帰っていきました。
雑木の伐採が進み、ミツバツツジの丘はすっかりきれいになりました。中にはすでに赤紫のつぼみがついている木がありました。今年の春の訪れはだいぶ早いようです。
次回は、3月28日(日)9:00~14:00
昼食代200円が必要です。メニュー:焼きそばなど
持ち物:軍手、お茶、食器
服装:長袖、長ズボン、運動靴(ヘルメット、ノコギリなどはお貸しします)
生物多様性の森づくり、森あそびに興味のある方は、ぜひご参加ください。初心者歓迎!
問合せ:下村(090-1893-3047) otokuni-support@tma1982.com (報告:古澤)